jj81の日記

勉強・読書記録と雑記帳です。

永世七冠羽生善治


 将棋に関しては、駒の動かし方ぐらいしかわからないのですが、とにかく羽生善治さんが大好きです。

 

 この本以外にも何冊か既に読んでいます。基本的に頭のいい人(回転が速い人)が好きなのかもしれません。自分の頭の回転速度は置いといて。

 

 一昨年に国民栄誉賞が決定されてから記念本のように出版された本です。

 

 内容に関して少し書きます。

 

 半分くらいは既出の記述があります。過去の雑誌の一部の掲載です。ただ米長邦雄さんとの覆刻インタビューでは、「羽生は決断する男だ」ということがかかれてあり、印象的でした。

 人は後出しじゃんけんのように、上手くいった結果を見て、「実は自分もそう思っていた。」ということをいう人は多いが、結果が出る前に決める事をする人は少ない。その点、羽生さんは必ず結果が出る前に決断されるそうです。

 

 私にとっては、羽生さんの言葉はどれもふむふむと頷くことが多いです。どうして将棋がよくわからない私がこれほどまでに羽生さんに心惹かれるのか・・たまに自分でもおかしくなったりします。

 

 羽生さんは恐らく、将棋を通して見えてきたことと一般人である私のような人にも相通じる一筋の道筋のようなものを言葉にすることが上手なのではないかと思います。将棋のような特殊な世界のことを普遍化できるということなのでしょう。

 

 かなり抽象的なことでも具体的にわかりやすい言葉に適格に表現する力があるのだと思います。いやあ・・羨ましいかぎりです。まあ、そもそもそれ程物事を自分が深く考えたことがあるのかと言われれば、何も言えませんが。

 

 そして何よりインタビュー等での決して驕らない態度。天狗になっても全然おかしくないはずなのに、今までの長生棋士人生の中で微塵も感じられないことも、人として見習わなければならないと強く感じています。どうやったらこんな人格者になれるのでしょうか。人間性ですかね・・。性格? どうであれ本当に見習いたいです。

 

 羽生善治さんの言葉に触れていると本当に心ときめく思いがしてしまいます。・・段々自分の好きな感情を書き散らしているだけのような気がしてきました。この辺で止めておきます。笑